ミルクシスルは地中海沿岸を原産とするキク科の2年草で
日本ではマリアアザミとも呼ばれています。
ヨーロッパでは2000年以上前から肝細胞の修復を助けるハーブ
として利用されてきました。
総丈は1mを超え夏に赤紫色の花を咲かせます。
ミルクシスルティーの主な有効成分
・シリマリン
・リノール酸
・オレイン酸
・フラボノイド
・ステロール
・ビタミン類
ミルクシスルティーの効果・効能
ミルクシスルのもっとも特筆すべき点はミルクシスルだけが
持つシリビン、シリジアニン、シリクリスチンなどのフラボ
ノイド混合物、シリマリンという成分でこの成分には傷つい
た肝細胞の修復を助ける働きがあると言われています。
シリマリのもつ
・肝機能を高め細胞を再生させる
・タンパク質の合成を助け肝臓を保護する
などの働きにより慢性肝炎や肝硬変、アルコール性肝炎の
予防など肝機能の障害を防止、改善する効果が期待されます。
■アレルギー緩和
ミルクシスルティーにはヒスタミンをの分泌を抑える働きが
あるため花粉症やアレルギー症状の緩和に役立ちます。
■解毒作用
ミルクシスルティーのシリマリンには解毒作用もあるため
事前に飲用することによって解毒作用も期待されます。
他にもミルクシスルティーには
● 悪寒改善
● 腹部膨満感改善
● 食欲不振改善
● 全身倦怠感
● 腹部膨満感、
● 食欲増進
● リューマチ緩和
● 前立腺肥大予防
などの効能があると言われています。
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ミルクシスルティーの注意点
ミルクシスルティーは妊娠中の方、授乳中の方は飲用を
控えてください。
またキク科アレルギーの方は注意が必要です。
ミルクシスルティーの淹れ方
①ミルクシスルの実をつぶす、叩くなどして味が出やすいように
します。
②ポットにティースプーン1のミルクシスルティーの茶葉を入れ
熱湯を注ぎます。
③3分~5分蒸らしていただきます。
ミルクシスルティーはほのかに甘みがありやや苦みもある味
ですがクセが少なく飲みやすいお茶です。
ミルクシスルティーに使われる種子には特有のシリマリンと
いう成分が含まれておりヨーロッパでは古くから肝機能の修復
に効果があるハーブとして利用されてきました。
お酒を飲みすぎたときなどにおすすめのハーブティーです。
また飲む前に飲用すると二日酔い防止に役立ちます。
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